生理痛を和らげるツボ

辛い生理痛、何とかしたいですよね。 鎮痛剤で痛みをごまかしているという人もいるかもしれませんが、薬はだんだん効き目が弱くなってきますし、 根本的な解決にはならないものです。

薬に頼らずに生理痛を和らげる方法には、ツボ刺激もあります。 生理痛に良いとされているツボの代表は、三陰交(さんいんこう)と血海(けっかい)です。三陰交は、くるぶしから指4本分ぐらい上にあります。生理痛以外にも冷え性や更年期障害に良いツボなので、女三里や婦人の三里とも呼ばれます。
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血海は、ヒザの皿の内側にあります。 ヒザの皿から指3本分上の位置に、血海があります。 押すと痛みを感じるので、軽く指圧したら分かるかと思います。 血海も生理痛だけではなく、更年期障害や冷え、コリなどに良いツボです。

家庭でツボの刺激をしようと思ったら、お灸や指圧が便利なのではないでしょうか? 指圧は爪を立てず、3秒間押したら3秒離すのを繰り返してみて下さい。 テレビを見ながら、お風呂に入りながら指圧するのもいいですね。
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生理痛の痛みのタイプ

生理痛がひどいと良く表現しますが、その痛みにはタイプがあります。 タイプによって対処の仕方も変わってくるので、自分の生理痛はどのタイプが調べてみましょう。

タイプ1・ギュッと掴まれるように激しく痛み、生理が始まるとさらにひどくなる まるでお腹をえぐり取られるように激しく痛み、生理の血の量は多め、日数も長めです。 適度な運動や体を温めることが大切なので、腹巻や毛糸のパンツをはくのもいいですね。

タイプ2・チクチク刺すような痛み、生理が始まると生理痛が減る 下腹部の張り、下痢、吐き気などの症状を伴うこともあります。 生理の量は少なめで、日数は標準的です。 血流の滞り、ストレスが良くないので、普段からストレスを溜めないようにし、適度な運動をして血の巡りを良くしましょう。

タイプ3・シクシク鈍い痛み、生理の終わりごろに痛くなる

生理の量は少なめで生理周期が長くなったり、遅れがちになったりします。 このタイプは食生活、睡眠に気を付けると良いでしょう。 バランスの良い食事をしっかりと摂って、睡眠不足にならないように心がけて下さい。
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生理痛に聞く鎮痛剤の成分

辛い生理痛を我慢するよりも、鎮痛剤で痛みを和らげて一日を楽に過ごすのも良いでしょう。 しかし、良くある市販の鎮痛剤を選んでいるだけで、成分はあまり気にしていないという人もいるのではないでしょうか? ここでは、生理痛に効く鎮痛剤の成分について解説しています。

生理痛を緩和させる目的で鎮痛剤をしようするなら、イブプロフェンという成分が配合されている痛み止めを選びましょう。 他の鎮痛剤よりも、素早く生理痛に働きます。 ただし、15歳未満の場合、医師の処方以外は認められていませんので注意しましょう。

イブプロフェンにアレルギーを持っている人や15歳未満の人には、アセトアミノフェン配合の鎮痛剤が良いでしょう。 他にもアスピリン、カフェイン、ロキソプロフェンなど様々な成分があります。 その鎮痛作用のある成分によって体質に合う・合わないがあるので、友だちが使っているからと安易に選ぶのではなく、自分に合った薬を選びたいですね。