生理痛の原因は骨盤のゆがみかも

骨盤がゆがんでいると、生理痛の原因になってしまいます。 よく骨盤がゆがんでいると表現しますが、仙腸関節・恥骨結合のズレが生理痛と関わりがあります。仙腸関節は腰の骨の下辺りにあり、恥骨結合は下腹部前面にあります。生理前に恥骨や腰の痛みが増す人は、一度骨盤をチェックして下さい。

骨盤がゆがんでしまうと、支えている内臓や子宮までがズレてしまうため、 冷えや生理痛の原因になってしまうのです。 骨盤のゆがみを放っておくと生理痛だけではなく、プロポーションの崩れなどの原因になってしまうので、 正しい位置に矯正しておきたいですね。

しかし、骨盤周辺の骨のズレは、脚組み、横座り、睡眠不足、足に合わない靴などの生活習慣が原因なので、 骨盤矯正で一時的に治しても、すぐに元の位置に戻ってしまいます。 骨盤のゆがみを根本的に解消するには、生活習慣を改めるのはもちろん、 ヨガなどを習慣にして体のゆがみを長期で治していくことが大切です。
Sponsored Link


「月経中や月経前に腹部の痛みや頭痛、腰痛などを感じる」という女性はとても多く、このような痛みを一般的に「生理痛」と呼びます。この「生理痛」を感じない女性は女性全体の1割にも満たないと言われており、ほとんどの女性が月経中に何かしらの身体の不調を感じています。

では、この「生理痛」の原因は一体何なのでしょうか。女性の月経は排卵された卵子が子宮に着床しなかった場合にその卵子が経血と一緒に排出されることにより起こります。
Sponsored Link


このような一連の流れには女性ホルモンが大きく関係しているのですが、この女性ホルモンが、排卵日前後では急激に増え、月経が始まると急激に減るのです。この女性ホルモンの急激な増減に自立神経がついていけずにバランスを崩すと、身体の色々な箇所に痛みや不快感が起こります。

また、月経が始まると女性の身体はホルモンの働きで血管と子宮を収縮させ経血を排出しようとするのですが、この働きが強すぎると子宮近辺の下腹部や腰に痛みを感じたり、血圧の低下や身体の冷えを感じるようになります。
Sponsored Link


この影響で下痢になったり便秘になったりする人もいます。また、全身を流れる血流自体が通常時と変わってしまいますので、だるさや不快感といった痛み以外の全身の不調も引き起こします。

ですから生理痛は、ただの部分的な「痛み」ではなく、このような諸症状が合わさった「痛みを伴った全身の不調」だと考えた方が近いかも知れません。