PMSを抑える食品

PMS期に現れる不調を予防するには、日頃から自身の栄養状態に気を配っておく必要があります。逆に言えば、PMSがある人は特定の栄養が足りていないといえます。

以下にPMS症状に効果が期待できる栄養と、それを多く含む食品をまとめてみました。
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○ビタミンB群(PMS対策に最も効果的な栄養素です)
玄米・麦・きのこ類・野菜類・魚介類・肉類(鶏・豚)・大豆製品・酵母

○良質なたんぱく質(適度に血糖値を上げ、過食欲求を抑えます)
大豆製品・鶏肉・豚肉

○鉄分(鉄分不足はPMSと辛い生理痛の原因になります)
豆類・貝類・卵黄・レバー
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他にも、特定の症状に対して以下の食品もお勧めです。

○トリプトファン(イライラを抑えるセロトニンの材料になります)
乳製品・大豆製品・肉類・魚介類

○食物繊維(お通じをよくします)
きのこ類・海藻類・豆類

特に大豆製品がこれらの栄養をまとめて摂りやすいので、日頃から意識して摂るようにするといいでしょう。

また、オリーブオイルは近年”カラダにいい油”として注目を集めていますが、実は生理痛に効果がある鎮痛剤”イブプロフェン”と同様の効果をもつオレオカンタールという成分を含んでいます。 同様に、主成分であるオレイン酸はお通じを良くしてくれますので、便秘になりがちなPMS期にはまさにうってつけ。 毎日少量づつ摂取するのが理想ですので、日常使うサラダ油の代わりにするのがおすすめです。加熱で酸化しにくいため揚げ物にも使えます。
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しかし、すぐに食事内容を一新しようとするのはおすすめしません。 食べたいものを我慢することはストレスに繋がりますから、長く続けるのが難しいのです。 ですから徐々に食事の内容を変えていくようにしましょう。

甘いものが欲しいときは、お菓子の代わりに栄養豊富なハチミツを一口。 脂っこいものが欲しいときは、サラダ油ではなくオリーブオイルであげた唐揚げを。

そうして食べたいものは我慢せず、代わりに”なるべくイイモノ”を口にして少しづつ食事の質を上げるようにしましょう。

徐々に“砂糖を口にしたい”と思う回数が減っていき、いつの間にか食べたいと思う欲求自体がなくなっていることに気がついた時、あなたのPMS症状も改善に向かっているはずです。