生理中にはリラックスが一番

生理痛がそれほど重く無くても、すべての女性が「早く終わって欲しい!」と思うのではないでしょうか? 不快な生理を乗り越えるために一番大事なのは、やはりリラックスすることです。 生理中のリラックスに大事なのは、体を温めることです。

体も不潔になりがちなので、清潔に保つためにもお風呂は欠かせません。 湯船に浸かるのを避けてしまいがちですが、半身浴は下半身を温めますので、オススメですよ。 そしてアロマオイルやキャンドルを使って、ゆったりと過ごすこともいいですね。 アロマオイルには鎮痛作用のあるペパーミント、ラベンダー、グレープフルーツ、カモミールなどがあります。

香りには好き嫌いもあるでしょうから、好きな香りを選んで活用して下さい。 そして夜はぐっすりと眠ることです。 生理中に眠くて仕方ないという人もいますが、やはりそれだけ体が睡眠を欲しているからです。 可能なら生理休暇を取って、しっかりと体を休ませてあげて下さい。
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生理中に貧血になってしまう

生理の出血量が多く、貧血になってしまう人がいます。 しかし、生理中の出血は、着床が無かったときに要らなくなった子宮内膜が剥がれてしまうものです。 要らなくなった血を外に出すのに、どうして貧血になってしまうのでしょうか? 生理中の貧血は、虚血性貧血であることがほとんどです。 虚血性貧血は、一時的に脳に行く血液が少なくなり、貧血症状を起こしてしまいます。 めまい以外にも、頭痛を感じる人もいますね。

生理中はどうしても子宮に血液が集まりがちなので、そのような症状を起こしてしまうのです。 もちろん、元々鉄欠乏性貧血の人は、生理中に症状が重くなってしまいます。 ひどい場合は吐き気、息切れも起こすので、積極的に鉄分摂取を心がけましょう。 鉄分の豊富な食材はひじき・レバー・ホウレンソウなどです。 ビタミンCの豊富な野菜・果物と一緒に摂ると、より吸収率がアップします。 日常生活に支障をきたすほど貧血の症状が重ければ、病院で鉄剤を処方してもらうといいですね。
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生理中の排便痛

生理痛のひとつとして、排便痛を訴える人も結構します。 排便のときに引きつれるように痛く、その痛みは七転八倒するぐらい激しいこともあります。 もし生理のたびに排便痛が襲ってくるようなら、子宮内膜症の恐れが高いです。 子宮内膜症は子宮にできるのではなく、子宮内膜の組織が他の部位にできてしまう病気です。 子宮内膜症の病巣が直腸近くにあると、生理の時の排便痛として表れているのです。

生理のときに腸から出血することも多く、その場合は腸内に内膜症ができていることが分かりやすいです。 しかし、場所によって出血は無くて痛みのみですので、非常に判断もつきづらいものです。 毎月生理の度に激しい痛みがあっては、トイレに行くのも怖いですよね。 この痛みは、経験した人しか分かりません。 ひどい場合は病院へ行くのが一番ですが、医者でも気付かない場合も多いのです。 ですから、できるだけ子宮内膜症に強い婦人科を探して、受診するようにしましょう。
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