生理痛には個人差がある

生理中の不快感は人それぞれで、生理痛の重さも個人差があります。 人によってはちょっと体がだるくなるぐらいで、ほとんど生理痛を感じない場合もあれば、2・3日も布団から出られないぐらい、痛みがひどい場合もあります。

生理痛の原因は、様々です。
・器質的なもの(子宮筋腫や子宮内膜症など)
・プロスタグランジンの濃度
・冷え性
・ストレス

体質やストレスの溜まり具合、または病巣があるか無いかの違いで、痛みに差が出てきます。 これらの要因があれば、生理痛は比較的重くなってしまいます。 だから生理痛のある人と無い人がいるのですが、自分が体験したことが無い痛みなので、意外と同じ女性でも理解してくれない人もいるようですね。

しかし、生理痛で苦しんでいる人にとってはとても辛いことなので、少しでも周囲が理解してくれればと思います。 生理痛で悩んでいる人もそのままにするのではなく、冷えを解消するなど、なんかしらの対処法を見つけるようにしましょう。
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生理痛によい食べ物

生理痛を軽減するために、積極的に摂りたい食べ物があります。 まず、生理時に関わらず女性に積極的に摂って欲しい栄養素は、DHAやEPAです。 青魚に豊富に含まれている成分ですが、血液サラサラ効果で有名ですよね。 DHA・EPAには、子宮を収縮させるプロスタグランジンを抑制する成分を増やす作用があります。

だから生理中には積極的に青魚を食べたほうがいいのです。 他にもマグネシウム、ビタミンB6も生理中には積極的に摂取しましょう。 ビタミンB6はホルモンに作用するので、下腹部痛だけではなく頭痛や腰痛も緩和してくれます。 逆に避けたい食べ物は、甘い食べ物です。

生理の時にはどうしても甘いものが食べたくなってしまうのですが、 食べ過ぎは血行不良の原因になってしまうので禁物です。 他にも肉・乳製品・卵類はあまり食べないようにしたほうが、生理痛予防に効果的です。 生理痛のひどい人は、魚中心のメニューを心がけてみてはいかがでしょうか?
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生理痛は病気ではない?

生理があるのは正常なことで、それによって様々な体の変化があります。 急激なホルモンバランスの変化、子宮の収縮などにより、どうしても普段とは違う不快感がありますよね。 ほとんど生理痛が無いという人でも、なんとなくだるかったり、集中力が途切れがちだったりします。

生理痛が無いという女性よりも、生理痛があるという女性のほうが大半を占めます。 誰もが経験している痛みなので、病気じゃ無いからと薬でごまかして日々過ごしている人もいるのではないでしょうか? 確かに生理痛自体は病気ではありませんが、あまりにもひどい痛みには、子宮筋腫などの疾患が隠れていることが多いのです。

ちょっと便秘気味でお腹が出ているのかな?と思っていたら、大きな筋腫が見つかったというケースもあります。 ですから、「生理痛でお医者さんにかかるなんて」と思わず、つらければやはり病院へ行くべきでしょう。 お医者さんも辛い生理痛に対して、親身になってくれる人がいいですね。
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