生理前にどうしてもイライラがとめられないときは

生理前のイライラはどうしても起こってしまうもの。 ですが自分の内で処理できているうちはまだいいものの、時には人や物に当たり散らしたくなってしまうほどの強い衝動に駆られることもあります。
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そんな風に頭に血が上った時は、まず自身のカラダに目を向けてみてください。 イライラを感じるときは大抵、カラダが冷えていたり、寒いと感じてはいませんか? そんな時はカラダを温め、一旦脳をリラックスさせる必要があります。 PMS期にはとにかくカラダを温めることが大事なのですが、特にイライラした時のおすすめポイントは首です。お湯で温めたホットタオルを首にそっと当ててみてください。 また、PMSによるイライラは子宮が冷えている場合もありますから、重ね着をするなどして常にお腹は冷やさないようにしましょう。
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そしてPMS期にはどうしても血糖値が下がりやすくなってしまうのですが、この状態も交感神経を刺激しますのでイライラの原因になります。 よく意識を向けてみるとお腹が空いているような気がしませんか? ここでお菓子に手を伸ばしてしまうと血糖値が乱高下してしまいますので、糖分や炭水化物ではなく、たんぱく質を摂るようにしましょう。おすすめは乳製品や大豆製品です。 また、こまめに少ない食事を口にすることでも、極端に血糖値が下がることを防ぐことができます。 もし甘いモノが欲しい場合は、はちみつや黒砂糖を少しだけ口に含むことで欲求を抑えましょう。
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そしてカッとなってしまった時は、「もしかするとPMSのせいかも?」と一瞬考えてみることでも落ち着きを取り戻せます。

ただし、もしPMSを疑ってもとめられないほどの強い不快感がある場合は、より精神症状が重い”PMDD”という病気である可能性も。 どうしても人や物にあたってしまう場合は我慢せず、精神症状に詳しい婦人科や、PMDDを取り扱っている心療内科・精神科へ相談しましょう。