月経前症候群 便秘

お腹がぽっこり…月経前症候群による便秘の改善

便秘は、ぽっこりお腹が外見にハッキリとあらわれますから憂鬱です。生理前はこの時期に増える女性ホルモン”プロゲステロン”の影響が強くあらわれます。そうすると細胞外に余計な水分がたまり、結果便からも水分が奪われてしまうのです。しかもプロゲステロンには腸のぜん動運動を抑える働きもありますから、便の硬さに加え、外へ出そうとする動きまで弱くなってしまうというまさにダブルパンチの状態。
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こういった生理前の便秘に対しては、まず水分をきちんととるようにすることが大切です。原因は水分不足で便が固くなってしまったことにありますから、便秘に効くとされる食物繊維よりも水分のほうが効果があります。そして摂った水分が更なるむくみの原因にならないよう、塩分と糖分を控えましょう。 また、腸のぜん動運動を促すには乳酸菌が優れています。乳酸菌が腸内の善玉菌を増やすので、その働きで腸が活発に動きやすくなるのです。しかもこれは、生理前にありがちなガスによるお腹の張りにも効果アリ。乳酸菌は、味噌、チーズ、キムチなどの発酵食品に含まれていますが、生理前の強い症状にはこれだけでは物足りないことも。
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生理前にもしっかりお通じを良くしたいのなら、おすすめは乳酸菌飲料です。生きたまま腸に届くタイプが多く、毎日手軽に摂れるのが魅力的です。他にはあのオリーブオイルにも、便通を良くする効果が期待できます。便秘解消目的の場合には、エクストラバージンオイルを毎日大さじ1〜2杯程度、直接飲むのがよいとされます。

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また、すぐに便秘を解消したいときには素直に市販薬に頼るのも手です。即効性がありますし、PMSが原因の便秘なら軽い薬でもテキメンに効きます。大切なのは腸内に便を貯めこまないこと。便秘が続くと、イライラや肩こり、倦怠感といったPMS症状にそっくりな不調が出てきます。もしかするとほとんどのPMS症状は、プロゲステロンによる便秘が根本にあるのかもしれませんね。