花粉症が原因で咳は出る?

花粉症の症状として有名なのは、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどですね。 これらの症状にお悩みの方は非常に多いですが、 人によっては咳が出て困るという方もいらっしゃいます。 花粉症によって咳が出るのは、どうしてなのでしょうか。 花粉症によって咳が出ることの原因は2つ考えられます。

1つは、呼吸をして吸い込んだ花粉が、直接喉を刺激しているというケースです。 もう1つの原因は、花粉の刺激によって出た鼻水が喉を通って落ちて行く際、 これを取り除こうとして咳という現象が起きているケースです。 喉に落ちてきた鼻水を取り除こうとしてしょっちゅう咳をしていると、 喉が炎症を起こします。

慢性的な咳で炎症が起きてしまうと、喉が痛くなることもあります。 咳が出て喉が痛いと、風邪と勘違いしてしまいがちですよね。 この場合、風邪薬を飲んでも効果はありません。 花粉による咳なのか、風邪による咳なのかはご自分で判断するのは難しいでしょう。 耳鼻科に行って、医師に診断してもらうのが一番確実です。
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花粉症だとなぜ頭痛が起きるの?

花粉症の方で頭痛に苦しんでいるという方は多いでしょう。 そもそも、なぜ花粉症になると頭痛が起きるのでしょうか。 これは、鼻の内部にある副鼻腔という組織と関係があります。 花粉症の方は、副鼻腔が大きく発達しています。

鼻の穴と副鼻腔を繋いでいる通路は、通常直径が1ミリから2ミリ程度です。 花粉症で粘膜が炎症を起こすと、この通路が狭くなったり、 時には塞がってしまったりするのです。 このような状態になると、副鼻腔の中の空気圧が変化します。 そしてこの空気圧の変化が、副鼻腔の中にある神経を刺激し頭痛が起きるのです。 花粉症が原因で起きる頭痛は、花粉の飛散が落ち着けば、だんだんと治ってきます。

でも、まれに花粉の時期が終わっても頭痛が治まらないといったケースがあります。 この場合、副鼻腔炎を起こしている可能性があります。 副鼻腔炎とは、蓄膿とも呼ばれ、副鼻腔に膿がたまってしまっている状態のことを言います。 もし、頭痛が治まらないようであれば、一度病院で診てもらうようにしましょう。
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漢方における生理の考え方

生理痛軽減には漢方を用いることも多いですが、 西洋医学と漢方医学では、生理の捉え方も違います。 漢方では、生理を以下のように分類します。

・気虚(ききょ)
生理の血は薄めで量は多め、生理周期も早まりやすいです。
体力が無く、風邪をひきやすい、胃腸が弱いなどの症状もあります。

・熱過剰(ねつかじょう)
生理の血の色は濃く鮮やかで、こちらも生理周期が短めになることがあります。
ほてり、のぼせ、喉が渇くなどの症状もあります。

・血虚(けっきょ)
末端の冷えが特にひどくて、生理周期は長めです。
顔色が悪い、めまい、こむら返りなどの症状がみられることもあります。

・痰湿(たんしつ)
むくみやすく疲れやすい体質の人です。
生理周期は長めで、出血量は少なめです。
体の中の毒素が上手く排出されない傾向にあるので、代謝を良くすることが大切です。

・腎虚(じんきょ)
生理の量は少なめ、色は黒っぽいことが多いです。
生理の周期は早くなったり遅くなったりして、無排卵のこともあります。