こんなに辛い月経困難症

今回は私が子どもの頃から悩まされ続けていた月経困難症の症状についてご紹介します。 あまり一般的ではない症状も混ざっていますが、このような症状も出ることがあるので、 現在辛い生理痛や月経困難症で悩んでいる人の参考になれば幸いだと思い筆を取りました。 私は中学生の時に生理がきたのですが、その時から毎回生理が来るたびに強い下腹部の痛みに苦しめられてきました。 生理が来ると動くたびに下腹部に重い鉛が乗ったような痛みを感じ、 酷くなると歩くのも辛いくらいでしたから婦人科で診察して貰ったのですが、結果は「原因不明」でした。
Sponsored Link


「まぁ、生理痛がひどいのでしょう」と言われるだけでした。 効果的な対策が見つからないまま時は過ぎ、高校に入ると 今度は腹痛や頭痛、腰痛に悩まされるようになり、大学に入る頃には生理が来るたびに必ず膀胱炎を併発し、 膀胱に痛みを感じたり血尿が出るようになりました。 血圧は元々低い方だったのですが、生理中になるとより一層低下して、上が70mmHg程度になることもよくありましたから常にフラフラとしている状態で、めまいやふらつきを感じ、ベッドから起きられないこともありました。
Sponsored Link


そうなると頭痛や腰痛、下腹部の痛みに膀胱の痛みも加わり、かつ常に貧血でフラフラとした状態になりますから授業を受けているどころではなく、 病院で相談すると「月経困難症」だと診断され、症状が改善するまで大学を休学することになりました。 「たかだか生理痛くらいで」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、排卵日から生理が終わるまでこのような症状が出ますので、 月の半分はこのような症状に苦しめられていることになります。 1年に換算すれば、その内の6ヶ月にこのような症状が出ているのです。 生理中に食欲が全くなくなる事もあり、栄養状態のバランスが崩れ倒れることもあり、救急外来のお世話になったこともありました。
Sponsored Link


このように月経困難症はただ生理中にお腹が痛くなるだけでなく、様々な症状で苦しむことになります。 改善するにはこれといった方法がなく、一つ一つに対症療法的に対応していくしかありません。 私は幸いにも現在では改善してほとんど生理痛のない身体で生活が出来ていますが、 そうでない人の為にも一刻も早くこの症状の原因と改善方法が確立されるのを望んでいます。